ゲームレポート

2007 Jリーグ Div2 第38節第1日 モンテディオ山形vs湘南ベルマーレ
2007.9.2. 19:03KickOff 平塚競技場
モンテディオ山形
(ビジター) 勝点43→44
1 0 前半 1 1 湘南ベルマーレ
(ホーム) 勝点55→56
1 後半 0
マッチコミッショナー 船本 幸路 天候 晴、弱風
主審 廣瀬 格 気温 24.8℃
副審 五十川 和也 湿度 59%
村田 裕介 ピッチ 全面良芝、乾燥
第四の審判 江田 修一 試合時間 90分
記録員 長岡 努 入場者数 3,945人
得点経過
時間 得点者 得点経過
36分 湘南
20.原 竜太
中央 10 ↑ 左 21 〜 ↑ 中央 20 ヘディングS
60分 山形
9.横山 拓也
右 直接FK 13 ↑ 中央 9 右足S
〜:ドリブル、→:グラウンドパス、↑:浮き球パス、S:シュート
樋口靖洋監督コメント
ハーフタイム
  • マークをしっかりついてプレスをかけよう。
  • サイドを起点にして攻撃を仕掛けよう。
  • 1点を取りに行こう。
試合終了後

まず遠く山形から駆け付けてくれたサポーターに感謝します。また勝ち点3を目指して最後まで頑張った選手に感謝したいと思います。
ゲームの内容は、守備をコントロールしながら、いい奪い方をして攻撃をしかける、アグレッシブに攻守両面に出して頑張った試合だけに勝ち切れなかったのが残念です。
ゲームの内容は好転しつつあるし、次につなげられる様に準備したいと思います。

戦評

無得点の3連敗と不調のモンテディオ。ここから脱するべく、今季2戦2勝と相性のいい湘南ベルマーレのホーム平塚競技場に乗り込んだ。前節、途中出場で的確なプレーを見せた佐藤健太郎選手がボランチで先発。2試合の出場停止が明けた小原選手も先発でCBに戻った。また、サブには怪我で約2ヶ月間戦列を離れていたFW豊田選手も名を連ねた。
対する湘南は最近5試合で4勝1敗と絶好調。今節で出場停止となるボランチ北島選手のポジションには田村選手が入った。

立ち上がりは互いにラインを押し下げるロングボールを使いながら、中盤を組み立てていく展開。中盤はコンパクトで、ともにゴール前までボールを運べなかったが、湘南のSBの裏で起点をつくるモンテディオが、中2日と思わせない動きだしで次第にペースをつかんでいく。
前半7分には、右サイドの臼井選手から縦にボールが供給され、前を向いて受けた北村選手から速いクロスが入ると、ゴール前で宮沢選手が右足でダイレクトボレー。これはゴールバーの上を越えていったが、10分にはコーナー付近まで攻め上がった石川選手がクロスを上げ、ジャーン選手がクリアしてCK獲得するなど、このあと前半だけで6本のCKをえるなど攻め込んだ。
前半14分には佐藤健太郎選手のパスカットから北村選手がドリブル、そしてミドルシュート。同じく14分には、石川選手からの大きいサイドチェンジを受けた臼井選手が右から速いクロスを上げる。17分には相手のクリアボールを拾った佐藤選手が右の臼井選手に渡し、臼井選手は中へ切れ込み左足のシュートを打ち込む。高いラインでコンパクトフィールドを実現し、プレスが機能したモンテディオが主導権を握った。
21分には湘南のカウンターで原選手がペナルティーエリアに入り込みクロスを上げるシーンがあったが、クリアでピンチを防ぐと、直後に得たCKではニアに飛び込んだ鷲田選手の惜しいシュートでやり返す。
しかし、ここでモンテディオにアクシデント。北村選手が腰を押さえてピッチアウト。前半28分にはその北村選手に代えて横山選手が投入された。
この辺りから湘南はプレッシングの早さが格段に増し、特に秋葉選手、佐藤選手のボランチに素早く寄せるようになる。モンテディオはやや攻めあぐねるが、再びペースを取り戻す。前半29分のCKでは、ファーサイドでレオナルド選手がヘッドで合わせ、ボールの勢いがなくGK金選手がキャッチ。30分にはコーナー付近に追い込んだボールを宮沢選手がカットし、坂井選手のクロスからファーサイドで横山選手がヘディングシュートを放ったが、この決定機も右に外し得点ならず。
その後もモンテディオは中盤の高い位置で相手ボールを奪っていく。32分には秋葉選手からのサイドチェンジを左で受け、強烈なシュートを見舞っていくが、GK金に弾かれた。チャンスを決めきれずにいた前半36分、湘南は中央のアジエルから左サイドにボールを送る。そこへ走り込んでいたSB尾亦選手がクロスを入れると、ゴール前でマークを剥がした原選手がヘディングシュート。守備の人数はそろっていたものの、混乱の隙を突かれる形で6試合連続の先制点を奪われる結果となった。

0-1と1点を追う立場になったモンテディオは、後半立ち上がりこそやや押し込まれたものの、ボランチにボールを預ける回数を増やしてリズムをつくる。6分のCKでは横山選手が飛び込むがシュートを打てず、14分には宮沢選手のパスを受けた横山選手がうまくターンしてプレスをかいくぐりシュート。
14分のCKでは小原選手がヘッドで合わせたが、いずれも枠をとらえることができなかった。しかし後半15分の右からのFK。石川選手得意のゴール手前で落ちるボールに、横山選手が右足を出し、GKの上を抜くシュートで同点に追いついた。
ここで湘南はゴールを決めた原選手に代え、前節でゴールを挙げている石原選手を投入。するとモンテディオも坂井選手に代え、豊田選手をピッチに送り込んだ。この直後のプレーで、モンテディオのクリアボールが湘南のDFラインに。すると豊田選手が猛然と突っ込み、山口選手とジャーン選手の間を割って左足でシュートを打ち込んだ。ズドンと豪快なシュートはゴール右にそれたが、その迫力に会場にはざわめきが起きた。
後半25分には、モンテディオが佐藤選手→佐々木選手、湘南が加藤選手→永里選手の交代を行なう。モンテディオは右に佐々木選手、左に臼井選手を配置して両サイドから仕掛け、ゴール前の豊田選手、横山選手にクロスを合わせていく。28分には、横山選手の左クロスに中央の豊田選手の頭上を通過し、ファーサイドで佐々木選手が足裏で合わせるシュートを放ったが枠外。
30分にはジャーン選手から長いスルーパスが出され石原選手に走られるが、ペナルティーエリア内で小原選手が粘り強く対応してピンチを防いだ。ここから終盤にかけ、ボランチに移った宮沢選手のパスカットや、中盤のルーズボール奪取でモンテディオがさらに優位に立ったが、決定機につなげることができず、1-1のまま試合は終了した。

モンテディオは連敗と無得点試合を3で止め、通算戦績を11勝11分け13敗、勝ち点44とした。順位は暫定9位のまま。

ゲームステータス
- - 90 45   45 90 - -
- - 6 8 14 シュート 6 4 2 - -
- - 1 2 3 GK 14 8 6 - -
- - 4 6 10 CK 1 0 1 - -
- - 7 0 7 直接FK 11 5 6 - -
- - 0 0 0 間接FK 3 2 1 - -
- - 0 0 0 オフサイド 3 2 1 - -
- - 0 0 0 PK 0 0 0 - -
メンバー
交代 シュート   シュート 交代
No 90 45 モンテディオ山形   湘南ベルマーレ 45 90 No
- - 0 0 0 清水 健太 1 GK 25 金 永基 0 0 0 - -
- - 0 1 1 鷲田 雅一 2 DF 30 山口 貴弘 0 0 0 - -
- - 1 1 2 レオナルド 3 3 ジャーン 0 0 0 - -
- - 1 0 1 小原 章吾 4 2 斉藤 俊秀 1 1 0 - -
- - 0 0 0 石川 竜也 13 21 尾亦 弘友希 1 1 0 - -
- - 2 1 3 臼井 幸平 16 MF 10 アジエル 0 0 0 - -
- - 0 0 0 秋葉 勝 19 6 田村 雄三 0 0 0 - -
- 70 0 0 0 佐藤 健太郎 28 8 坂本 紘司 1 0 1 - -
- - 0 2 2 宮沢 克行 7 24 加藤 望 1 0 1 70 -
- 28 - 1 1 北村 知隆 26 FW 7 エドワルド マルケス 1 1 0 86 -
- 66 0 0 0 坂井 将吾 24 20 原 竜太 1 1 0 64 -
 
- - - - - 鈴木 雄太 27 GK 1 伊藤 友彦 - - - - -
- - - - - 前田 和也 15 DF 22 松本 昂聡 - - - - -
28 - 0 - 0 佐々木 勇人 6 MF 14 永里 源気 0 - 0 - 24
26 - 1 2 3 横山 拓也 9 FW 11 石原 直樹 0 - 0 - 20
24 - 1 - 1 豊田 陽平 11 19 外池 大亮 0 - 0 - 7
 
樋口 靖洋 監督 菅野 将晃
警告退場
モンテディオ山形 湘南ベルマーレ
62分 9.横山 拓也 C2 69分 7.エドワルド マルケス C1
  85分 21.尾亦 弘友希 C1
[警告理由]
C1:反スポーツ的行為、C2:ラフプレイ、C3:異議、C4:繰り返しの違反、C5:遅延行為、C6:距離不足、C8:無許可侵入
[退場理由]
S1:著しく不正なプレイ、S2:乱暴な行為、S3:つば吐き、S4:得点機会阻止(手)、S5:得点機会阻止(他)、S6:侮辱、CS:警告2回