Mr.Club House
3月28日(水)
今月一杯をもって、クラブハウス管理人の石井さんが辞めることになりました。

いつもみかけた、レレレの石井さん。
雪の朝は4時にクラブハウスの駐車場の雪かきをして選手たちを迎え、
アウェイの後は、夜中に着くバスに合わせて、クラブハウスを暖めて
待っていました。

掃除機とモップ、二刀流の石井さん。
選手の自転車小屋の屋根も、物置も、手作り。
選手の自転車がパンクすると、すぐに直してくれる。
腰パンの選手には、
「ゆうたろう! ずぼん、ちゃんと上げで!」
びしっと、孫のように指導してくれました。

暑い夏の練習から戻ると、選手には冷えたスイカが切ってあり、
スタッフには石井さんが漬けたきゅうりの1本漬け。
いつもクラブハウスがわが家のようにほっとするのは、石井さんのおかげ。
忘れもしない、ある夏の朝。
携帯電話で
「へびを捕まえておいたから、早ぐ来い!」
頼むから勘弁してくれと言うと
「なんだべぇ・・夏はパンツの中に入れると冷たくてきもぢいいんだよぉ」
おそるべし、スーパーじさまで、若かりし頃は仙台育英高校ラグビー部。
自衛隊の落下傘部隊でしのぎを削ったそうな。
携帯の着メロは♪瀬戸の花嫁
愛読書は月刊プレイボーイ。

これは落下傘の着地の姿勢をとってみせる石井さん。
「足の間は大事だから、けっして開いてはダメ。 異物がはさまると命を落とす!」

美人の取材人が大好きで、毎日わくわくしていた石井さん。
ついには、スカパー「Jリーグ31」やサッカーダイジェストなど、全国にデビューしちゃった石井さん。
「明日テレビに出てもらうからね」と予告した日には、さりげなく帽子が新しくなっていた石井さん。
ホームページに載せると、眼鏡をかけて嬉しそうになんども
マウスをいじっていた石井さん。

石井さんだって照る日もあれば曇る日もあったはず。
でも、ちっちゃなことは気にしない、じっと前を向いて、
選手たちを迎えてくれました。

負けが混むと、元気がなくなるのは当たり前。
そんな時は、
「大将は孤独に、強くあらねばならん」
そんなこと話してくれるのでした。
サポーターのみなさんが、石井さんが辞めることを知っていろんな声を
届けてくれました。
「ホームゲームのスタジアムで、でっかい横断幕まで作ってもらって、寄せ書きもらって、選手だってこんなにしてもらえないべず !」
そう言うと、
「んだよなぁ・・」
嬉しそうに照れて笑っていました。

ミスタークラブハウス。
石井正良さん。72歳。
「ずっといてほしい。」
今日、勝くんがぽつりと言いました。
ここを離れたら、介護の資格を取りに通うのだそうな。
石井さんらしいなと思いながらも、
介護って、される方だべなと突っ込むと、
「んだよなぁ」
とさびしそうに笑いました。
別れはシーズン末に、たくさんたくさんしたのに。
4月8日。ホームゲームの愛媛戦で、石井さんがゴール裏に挨拶に参上します!
みなさんにお礼を伝えるために。
熱い石井コールを、何卒よろしくお願いします!





























