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高円宮杯 東北大会(ジュニアユース村山)

残念ながら、今年も全国大会への切符を手にすることができませんでした。

10月7日から始まった高円宮杯東北大会。
予選リーグ第1試合は、FCみやぎバルセロナ。前日からの悪天候によりピッチコンディションはかなりの重馬場。ボールもグラウンダーであまり走らない状況でした。前半、何度かチャンスは作るものの得点をあげるにはいたれず、後半へ。後半になると、前に出る力と球際の強さで押し込まれ流れは相手のペース。それでも、ぎりぎりのところでバランスを保っているようなゲームとなった。こちらが動けば、崩れそうなバランスで、初戦ということを考えると「最低でも引き分け」というような戦いとなった。そして、引き分け。ま、3試合の予選リーグを考えたら最低ラインは確保したか、というようなゲームとなった。

10月8日
予選リーグ第2試合。厨川中学校。
勝点3がほしいゲームと位置づけていたが、厳しい戦いも予想していた。ところが、前半早い時間にリードを奪うことができ、そのまま危なげないゲーム運びで5-0で勝利した。
予選リーグ第3試合。古河電池FC。
引き分け以上でグループ1位通過、負けた場合は点差と、他会場の結果によって2~3位の可能性があるという状況での試合となった。前半、1点を先制するものの、後半19分、注意していたセットプレーから失点し1-1。しかし、直後にCKからお返しの勝ち越しゴールをあげ2-1で勝利。グループ1位通過が決定した。

ここからが、正念場。過去2年も最終日の順位決定戦までは進んでいる。しかし、最後に勝てずに悔し涙を飲んでいた。

10月9日
準決勝、青森山田中学校。
前日までの3試合をスカウティングしたが、かなりの強敵であるのは明らかだった。個の能力の突出した選手が数人おり、高校生のようなたくましさも兼ね備え、現時点で「相手の方が上」と認めたうえでの戦い方をして臨んだ。戦い方の内容についてはここでは触れないが、かなりプランどおりの展開となった。60分を終えて0-0。途中、決定機阻止による退場があり、相手は10人になっての戦いだった。ただし、1人で2,3人を突破してしまう選手がおり、これは依然として脅威。守備においてはこれまで通りの戦いを続けた。攻撃においては数的優位を生かして決定機を数回作るが、こちらも決めきれず延長戦も0-0。PK戦となった。これを決めれば勝利という場面も迎えたが、決められず、逆に相手GKの神がかり的なセーブに2本止められPK戦を4-5で逃した。80分間走り続け、戦い続けたがこの試合での全国大会を手にすることはならなかった。

第3代表決定戦。古河電池FC。
予選リーグで対戦し、勝利しているものの厳しい戦いは予想していた。前の試合で延長戦まで戦い疲労している。あと一歩で逃した精神的なダメージもある。しかし、もう第3代表決定戦でやるしかない。準決勝終了後、選手達と確認したが、「次こそは」という思いは充分伝わってきた。
ところが、試合はどこかちぐはぐな入り方をしてしまい、前半すぐに危ない場面を迎える。何とか乗り切ると前半ミドルシュートから1点をリード。後半に入って1点を追加し、2-0。ここまでこちらの流れでゲームを進めいていた。しかし、怪我で先発していなかった相手の中心選手が登場し、流れが相手に傾き始めた。ポイントになるところには対処療法はしていったが、ロングボール&セカンドボールの拾い合いと途中交代で入った選手が抑えきれず、1点を失ってしまう。2-1。ポゼッションしながらゲームを終わらせたいが、人の動きが乏しくなることで、ポゼッションしきれず危ない奪われ方が続き、スペースへのフィードが精一杯になってしまう。
これにより互いに間延びした展開になり、行ったり来たりを繰り返す。それでも、何とかふんばりながら後半もロスタイムを迎えた。なんとか相手のコーナー付近でキープしようとするものの、相手に渡ってしまい、
「あ・・・」
と思った次の瞬間、クロスから失点をしてしまう。2-2。失点と同時に試合終了。延長戦へ。

選手達にはもう一度気持ちを入れなおさせて延長戦に臨んだ。
ところが、延長前半に失点し2-3。後半取り返しに行ったところをカウンターをくらい2-4。タイムアップ。全国大会出場ならず・・・

ほとんど手にしかけていたものがスルッと滑り落ちて行った。

2点をリードしていた展開からの逆転負けだけに、"もっとこうしていれば" "ああしていれば" "あの場面であれができれば" 色々あるが、その都度、その瞬間、その瞬間ではベストと思われる対応をベンチも行ってきたし、選手達もしてきた。表現し切れなかったのだろう。結果という形で現れることがなかった。

今回、選手もスタッフも大会までの準備期間におけるトレーニング、大会期間中の準備、試合中、あらゆる場面でベストを尽くしてきたつもりでしたが、あと一歩及びませんでした。

3年生にとっては、今回の大会がジュニアユース年代における最後の公式戦でした。1~2年生の頃は色々な面で甘さや足りないところが目に付いたものでしたが、3年生になってからの彼らの取り組みは目を見張るものがありました。事実、サッカー面での変化も大きく見られました。
本当なら、全国大会という場を経験することが、彼らの更なる成長を促すものになったのかもしれないと思うと残念でなりません。しかし、今まで彼らには接してきた中で伝えてきましたが、この年代で完成するわけでも、完結するわけでもありません。ユース年代でも更なる成長を貪欲に目指していってほしいと思います。

また、今回の大会は山形県開催ということで山形地区の三種チームの方々をはじめ多くのサッカー関係者の方の協力の上で東北大会が行われました。すばらしい運営をしていただき、緊張感のある大会に参加できたことは選手にとって大きな経験になりました。
運営をしていただいた方々をはじめ、観戦・応援に来ていただいた方々の中で、山形県代表である我々のチームが活躍できたら良かったのですが、期待に沿えず申し訳ない気持ちもあります。

最後に、これまで様々な面でサポートをいただいた保護者の皆様、また、これまで選手の育成にかかわっていただいたサッカー関係者の皆様、大会運営にご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。

我々は今回の結果を真摯に受け止め、これからも選手の育成に力を注いでいきたいと思います。

モンテディオ山形ジュニアユース村山
監督   高山 明泰